○デザイン
木のモノ作り工房 Joy Life Worksのデザインワークとは
それは使い勝手が良く、どこかに遊び心を持ったウッドクラフトということ。
モノ作りのデザインは本当に難しいですし、まさにケースバイケースでいろんな着眼点を持って取り組んでいますが、基本的には上の事に集約されると思います。
まず1番大事なのは、その作品の実用品としての使い安さ。そして、その後に意匠的なあれやこれやが付け加えられていくモノと考えています。木の素材感やデザイン的な面白さ、可愛らしさに関心を捕らわれるあまりに、実製品としての使い勝手が悪かったりするのは、長い目で見た時に、結局それは長く使い続けられるモノではないと思います。
特に、デザイン雑貨の市場では、一時的な見た目の良さや流行のはやりすたりに左右された、製品としていいかげんな物もちらほら見られます。
木工クラフトは木という素材の素材感に頼りすぎたり、木という素材によるデザイン(構造)的な制約によって、使い勝手の悪い雑貨製品もままあります。当工房は可能な限り、使い勝手の考慮した、それでいて木の素材感の良さを生かすようなモノ作りを心がけています。
当工房のクラフト作りでは、まず、使い勝手を考え、機能的な構造部分を模型で作り、実際の動きや機能、使い勝手などを時間をかけて検討します。そうして取り出したデータをもとに図面をひいて、試作品を作ります。
今度は作った試作品を実際に生活の中で使ってみて、さらに製品としての問題点、改良点を探り出します。この作業は身内や友人など、第3者の意見を取り入れ、より広い視点で客観的にその試作品の問題点を洗い出します。
このような手間を経ることによって、独りよがりのデザインではない、実生活の中で「使える」木工クラフトを作るよう努力しています。
特注でオーダーメイドに作る家具では、また若干条件が異なりますが、使い勝手の良いモノ作りをする〜という点に変わりはありません。
僕は製品デザインをいろいろ考えますが、その視点はデザイナーとしてのそれではなく、どちらかといえば「職人」としての視点でモノ作り、形作りを考えています。基本設計は使い勝手が良く、その上で、無垢のモノ作りとして長く使える構造のモノを作る。見た目の意匠はすっきりと使いやすいシンプルなものを心がけていますが、基本的に意匠は第3、第4にくる検討事項です。
見た目にこだわるのも大事ですが、あくまで実用品として優れたものを作る。この点にこだわったモノ作りを当工房ではしていきたいと考えています。
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