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〜ラトルのジョーイ 製作アルバム〜

このページでは、ラトルのジョーイが作られている工房での作業風景を
スナップ写真で紹介します。普段見ること無い木のおもちゃが作られる様子をご覧下さい。
(散らかった工房の様子にはどうぞ目をおつぶり下さい…(笑))

これはジョーイの『手』の部分を仕上げているところです。
ドリルの先端に取り付け、回転させながら紙やすりで
ひとつづつ、丁寧に磨いていきます。

ジョーイの頭も、ドリルで回転させながら
磨いて仕上げて行きます。
刃物で切削する時は、いかに木の繊維方向にに逆らわず
きれいな切削面を残して加工するか。
紙やすりで磨き上げる時は、いかに同じ形にそろえ
それでいて、切削のキズをきれいに磨き落とすか。
機械を使って作業をしていても、機械はやはり手の延長です。
作り手の勘どころが仕上がりを大きく左右します。

ジョーイの本体(胴体)も同じようにして成形、仕上げて行きます。
やはり木という素材の影響や、切削作業では、どうしても欠けやバリが
発生します。これらを踏まえつつ、最終的に見た目のおさまり、バランスが
まとまるようにひとつひとつのパーツを仕上げていきます。
ラトルのジョーイは、厳密に言えば、2つとまったく同じ表情、形をした
作品はありません。しかし、並べてみた時に
同じやさしさ、表情を感じるように作られているんです。

髪が付くと、もうしっかりと顔の表情になってきます。
髪の出る穴は2本の紐がぴったり通る幅しかありません。
頭の内側から結び目がしっかりと引っかかる為、
ジョーイのこの髪が抜けてしまう事は無いんです。

ジョーイの駆動部分の加工位置の精度は1/10oの精度で
作られています。左右にスライドするジョーイの腕が通るこの穴は
きれいに向こう側まで抜けています。頭の部分や髪の紐が
引っかかってしまい、腕がうまく動かなかったり、音がうまく鳴らなく
なってしまったり。そんなトラブルが無いように考えて作られているんです。

ジョーイの腕は、胴体の中で、頭の部分を突き通すような
組み立て方をしています。だから、遊んでいて、首が抜けてしまう
壊れてしまう。そんなことが無い丈夫なおもちゃなんです。
それぞれのパーツは組み立てる前に、丁寧に磨き上げられ、
カドが立った部分は、全部紙やすりで、面を取って、
手や肌に触れても痛くない、怪我をしないようになっています。
写真では、胴体のボタンや紐を通す穴の部分のカドが
小さく丸くだれていて、やさしいカドの無い仕上がりになってるのが
わかるでしょうか?

腕を組み立てたらもう完成ー…?
いえいえまだまだあるんです。腕と手先を組み立てたら、
手先に横から穴を開け、そこに接着剤を入れ、木栓を差し込みます。
この作業をすることによって手先と腕が木栓で縫い合うように
固定され、手先はもう腕から完全に抜けなくなります。
ジョーイの作成には米国から輸入した『タイトボンドV』(※)という接着剤だけ
を使用しています。この接着剤は木製食器などにも使われる、
高い防水性を持つだけでなく、口に入れても安全な接着剤です。
赤ちゃんはおもちゃを口に入れて、モノを確認し、遊びます。
ジョーイには二重三重に頑丈な構造、安全な素材にこだわった
木のおもちゃ作りをしているんです。

手の先に打ち込んだ木栓のはみ出た部分を削り落とし、
最後にもう一度、全体を木目にそって磨き上げ、全体の検品を
していきます。ここで、ちゃんと自立する事ができるか?
腕のスライドはスムーズに動き、良い音を鳴らす事ができるか?
そんな最後の全体の確認作業をしていくのです。

最後にジョーイにひもを取り付けたら、箱に入れて完成です♪
ラトルのジョーイは緑の紙クッションに寝そべって、ゆらりゆらりと
お客様のおうちに付くのを今か今かと待っています。
ラトルのジョーイはその時々で、よりきれいに仕上がる加工方法を試行錯誤しながら作っています。そのため、作った時期、ロットによって、表情、サイズに若干の差異がありますが、その点は木のおもちゃならではの味わい、表情の楽しみとして御理解頂きましたら幸いです。
ラトルのジョーイは、一つ一つ、丁寧に作られた木のおもちゃ。あなたと出会える日を心から楽しみにして、待っています。
※…タイトボンドVはFDA(米国食品医薬品局)の認可を受けた製品です
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