
保育園内で使う備品棚
(高さ×幅×奥行き…680×900×300(o))
材 ホワイトアッシュ 塗装 ウレタン塗装
保育園内で使う、子ども達のおもちゃを並べる為の備品棚です。
保育園の先生と、棚の高さや奥行きなどを打ち合わせながら
各寸法、デザインを煮詰めていきました。
上から下に向かって、斜めにせり出すようなカタチにすることで、
底面が広く、棚自体が倒れにくくなり、安定性が高くなっています。
子どもがよじ登ったりしがちな環境では、安心感があります。
目線の高い大人にも、棚の中身が見やすいデザインです。

ホワイトアッシュは木地色の濃淡が激しく、なるべく単色になるよう
材を選別して扱う場合が多い木ですが、今回は、全体のバランスを見つつ
木地色の濃淡をとりまぜた作品作りをしています。
セオリーからは外れているかも知れませんが、
自然の木の質感、色合いの変化が良いと、気に入って頂けています。
今回は、園内の備品用にということで、10台同じ物を納品しました。
今回は、お客様のご要望により、ウレタン樹脂による塗装で仕上げました。
ウレタン塗装は、落書きをしてしまった場合などにも、がしがし水ぶきができますし
テプラーなどのシールの接着もできますので、今回のような
『備品棚』という用途には、オイルフィニッシュよりも適しています。
一昔前には、ウレタン=シックハウスの原因!・体に悪い!
というような悪いイメージが先行しがちでした。
しかし現在は塗料メーカーの製品改良がすすんでおり、
一昔前とは違う、健康面にも配慮された、
高い安全性を誇るウレタン塗料が多種販売されています。
この棚も、そんな健康面に配慮された
水性ウレタン塗料を使って仕上げられています。
07.09.18 写真を追加しました


園を訪れる機会があり、先日納品した棚が
どう使われているか見させて頂きました。
先生のご要望にお応えするカタチでデザインした
上に向かって斜めにステップバックした整理棚は、
おもちゃのサイズに合わせて、納まり良く収納ができていますね。
小さな幼児さんたちでも、中の物が取り出しやすく、
ステップバックしたデザインにすることで、
視線の高い、大人からも棚の中が見えやすくなっています。
長く、現場で先生をされているお客様ならではのデザイン。
あつらえ家具だからこそできる使い勝手ですね。
今回は子供向け家具を作る上でも
とても良い勉強をさせて頂きました!